退職の準備

転職や退職に必須「企業型確定拠出年金からiDeCo(イデコ)への移管方法」

退職の準備

現在働いている会社で「企業型確定拠出年金」に加入されている場合、転職や退職される際にiDeCo(イデコ)へお金を移す必要があります。移管方法や移管にかかる必要な期間、おすすめのiDeCoを紹介します。

企業型確定拠出年金(DC)からiDeCo(イデコ)への移管方法

退職や転職をするにあたり、既に企業型確定拠出年金(DC)に加入している場合、資産残高をiDeCoに移管しなければいけません。

移管方法はいたって簡単です。

【iDeCoへの移管方法】

  1. iDeCoの口座を開く(1週間~10日程度)
  2. 企業型確定拠出年金の会社に「退職・転職」でiDeCoに移管する連絡をする
  3. iDeCoを開いた会社に「移管するための手続き」を行う
  4. 資産が移管される(2ヶ月~3ヶ月程度)

ひとつずつ見ていきます。

1.iDeCoの口座を開く

まずは、どこの会社にiDeCoの口座を開くかを決めます。口座は松井証券やSBI証券などといったiDeCoを取り扱っている証券会社で開けます。

好きな会社を選び、「iDeCo申込書請求」や「口座開設手続き」というボタンを押して口座開設をすすめましょう。

既にiDeCoの口座を持っている方は、2つ目のiDeCo口座を開くことは出来ないため、既に持っているiDeCo口座へ移管するようにしましょう。

3.企業型確定拠出年金の会社に「退職・転職」でiDeCoに移管する連絡をする

電話連絡や、所定の連絡方法が企業型確定拠出年金の会社によって設定されているでしょうから、その方法に沿って連絡をします。

コールセンターを設置している会社が殆どですから、電話連絡が安心ですね。

3.iDeCoを開いた会社に「移管するための手続き」を行う

「iDeCo申込書請求」や「口座開設手続き」を進める中で、既に企業型確定拠出年金に資産がある方向けの説明がありますので、指示に従うだけで問題ありません。

今加入している企業型確定拠出年金の口座の情報を手元に集めておきましょう。移管時に必要です。

以上で企業型確定拠出年金⇒iDeCoへの移管は完了です。

証券会社と企業型確定拠出年金の会社の間で移管が完了するのを待つだけです。

iDeCoへの移管にかかる時間はどれくらい?

企業型確定拠出年金からiDeCoへの資産の移管には約2ヶ月~3ヶ月ほど掛かります。

iDeCoの口座開設は1週間~10日程度で完了するのですが、実際に資産の移管には時間がかかります。

私の場合では、8月初旬に退職し10月下旬に資産が移管されました。

iDeCoへ移管するのを忘れた場合

企業型確定拠出年金は、資産を移管する手続きをわすれてしまった場合はどうなるのでしょうか?

まず会社を退職した際に、会社から企業型確定拠出年金の会社へ連絡が行きます。

この段階のまま放置した場合、一旦資産の運用が凍結されてしまいます。

凍結というのは、資産や掛け金を別の商品へ預け替えることが出来なくなります。その時点で運用支持者の資格を喪失していますので、早急に移管しましょう。

運用支持者の資格を喪失した場合は、全ての商品へ預けていたお金がキャンセルされます。どの資産へも預けていない状態のプール金として保管されているだけの状態になります。

移管を忘れたからといってお金が減るわけではありません。

どこの会社にすればよいのか分からない

どこでiDeCoの口座を開くのか、悩んでいる方は多いと思います。

iDeCoの会社を選ぶ際に気になるのは以下の3点に絞られます。

・手数料(管理料)

・取り扱い銘柄

・HPの見やすさ&扱いやすさ

はっきり言ってしまえば、大差はありません。強いて言えば、自社銘柄が多すぎる会社は選ばない方が良いです。

しかし自社銘柄と言っても、自社銘柄は全体の40程度の銘柄の内1/3程度ですから、大きな影響はありません。

今後、株を始めるなどの予定がある方は証券会社とiDeCoの会社は揃えることで少しだけ手間が省けますから、揃えるメリットはあります。

iDeCo「松井証券」がおすすめ

松井証券のメリットを挙げると

運営管理手数料が0円

金融商品(銘柄)の種類が多い⇒有名どころがほぼ揃っています。

他に、youtubeで芸人の「マヂカルラブリー」さんと有名投資家の「テスタ」さんの動画を定期的に投稿しています。

また、松井証券のiDeCoサポートのコールセンターの対応は評判が良いため松井証券をおすすめしています。

iDeCoや株やNISAなどを知らない人でも理解しやすい動画になっているのが特徴です。

 

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